記憶めぐり旅~人生の棚卸~

実体験で得た気づきや学びを探っていきます!!

目標がなかった僕

■衝撃の事実

 

僕のできることは理解できた。

新しく物事を始めるのは苦手なので、

誰かが始めたことに乗っかる。

 

その中でルーチンワーク

こなすのではなく、

試行錯誤ができる場所なら

ストレスなく動くことができる。

 

よく人生をレールで例えることがあるが、

僕の場合はこういうことだろう。

複数の誰かが用意されたレールを、

自分が気に入った場所に乗っかればいい。

 

「僕が思う理想の会社を探して、

正社員として働こう!!」

そう考えて両親に連絡しに行った。

 

両親に伝えた後、

母からはこう言われた。

「それ、普通だよ」

 

必死に考えて導いだした答えが、

「普通」

あんなに普通を嫌がっていたのに、

結局僕は普通の人間だったのだ。

 

そして母からは当然怒られた。

無駄な時間を過ごして、

結局同じ就職活動をするのかと…

その通りだと思った。

そんな中、父がぼそっと呟いた。

 

「何も考えないで

『普通』に過ごすより、

考え抜いて選んだ『普通』なら、

それは別物だと思うよ」

 

父は僕が就活を辞めたときも、

フリーターをしていた間も、

特に何も言ってこなかった。

このとき初めて、

僕の行動に対して言葉を発した。

 

僕はこのとき、

自分の行いを後悔していた。

母の言う通り、

無駄な時間を過ごしたと思っていたから。

 

まさかそれが、

肯定されるとは思わなかった。

母も僕も思わず固まってしまった。

 

(現僕)

結果を咎めても仕方がない。

それを糧にして次を考える。

肯定することの大事さを、

このときに教えてもらっていた。

 

が、もちろん当時はそんなことを

意識的に感じていたわけではない。

 

■乗っかるレールを探す

 

行動は同じでも、

思考が変わると質が変わる。

 

僕は就職活動を再開したのだが、

気合の入り方が当時とは異なっていた。

単純な性格も後押しし、

必死に就職先を探していた。

 

が、

「4月までに就職ができなかった人間」

でも歓迎してくれるような企業は、

そうないだろうとは思っていた。

 

僕は熱しやすいのだが、

冷めもしやすい。

壁が立ちふさがると、

一旦立ち止まってしまう。

 

(現僕)

よく行動する人の、

特徴でもあるよね(笑)

 

どうしようかな~

考えるフリをしながら、

新聞を読んでいた。

といってもテレビ欄なのだが…

 

だが偶然にもこんな記事を見つけた。

「就職支援事業の受講者募集」

ビジネスマナー講習や営業指南、

面接対策などを行ってくれるという…

 

僕はここに入るしかないと思った。

社会人としてもスキルがないと、

中途で雇ってもらうことは難しい。

僕はすぐに応募書類を用意して、

履歴書と共に郵送した。

 

(現僕)

学生の頃…

就活に身が入らなかったのは、

目標がイメージできなかったから。

だと今では思う。

 

「〇〇になる」

「〇〇を変える」

という明確な目標を、

見つけることができなかった。

 

しかし!!

こんな目標を設定する必要はなく、

もっと抽象的でよかったのだ。

と今は色々勉強してそう思う。

 

youtu.be

「やりたいこと」の見つけ方

という本を紹介していたあっちゃん。

この動画を観たときに、

目標の設定方法がわかった。

 

「何」をするのかは重要ではなく、

をれをすることで「どう」なるのか…

これが重要なのだとわかった。

「僕はこうあり『たい』」という、

「状態」を追求することが大事なのだ。